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“人工乳房”手術の危険性

“人工乳房”とは、乳がんなどの病気で乳房を失ってしまった方が、再び乳房を手に入れるために使用されるものです。
しかし、“人工乳房”は完全に安全なものとはいえません。
それでは、どんな危険性があるのでしょうか。

体の中に“人工乳房”を入れると、体はそれを異物と認識するので、周りに被膜ができて“カプセル拘縮”を起こしやすくなります。
最新のバッグは、安全になってきたといわれますが、それでも“カプセル拘縮”の可能性が低いというだけで、100%大丈夫なわけではありません。
ですから、たとえどんなに安全なバッグを挿入したとしても、“カプセル拘縮”が起きるかもしれないことを忘れないでください。

“カプセル拘縮”を起こしてしまうと、乳房が硬くなって不自然な形になります。
また、痛みを伴うような場合は再手術をしなければいけないこともあります。
この再手術では、“人工乳房”と一緒に拘縮してしまった部分を取り去るか、別のバッグと取り替える、という方法になります。

それでは、“人工乳房”はどれくらいの耐久性があるのでしょうか。
“外層が薄い人工乳房”は、破損しやすく破れることがあります。
1990年初めころからイギリスで使用されているものは“破れにくい”といわれますが、実際のところ、破損する確率がどれくらいかということまでは明確には分かりません。
破れてしまった場合でも、“シリコンジェル人工乳房”のほとんどが、シリコンジェルと一緒に体内から取り除くことができます。
ところが、シリコンが外に漏れて広がってしまった場合、“シリコノマス”という塊ができることがあります。
そのような場合は、局部に激しい痛みを感じます。
ですので、激しい痛みを感じたらすぐに医師に相談してください。
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